まわせルーレット

まわせルーレット

今もあの頃

もし本当に幽霊がいるとしたらと考えてみた

怖いですよね、幽霊?

 

僕は怖がりのくせにホラー映画や怪談話は好きだったりします。

 

実際いるんすかね?幽霊って。

 

可能であればいない方向でお願いしたいのですが、どうもいないという確信も持てないのです。

 

しかも霊にも色々あるっつーじゃないですか。悪霊だの守護霊、浮遊霊、地縛霊とかさ。

 

ヤベ―よ、超いるじゃん。浮遊霊とか、そのへん浮遊してんでしょ?困ったなーー

 

守護霊なんてずっと見守ってくれてるらいじゃないですか。いや、もちろんありがたいんですよ。でも困ったなーー

 

僕には見えないけど、霊側からは見られてる可能性があるってことだよね?

 

もし自分が部屋で一人きりでいる所を見られているとしたら?考えただけで恐ろしいです。

 

先日、シャワーを浴びながら「おっ、乳毛が伸びてきたな」と気付き、髭剃りのシェーバーで乳毛を剃ったんですが、誤って乳首を掠ってしまい流血してしまったんです。

 

風呂から上がり、乳首から血を流しながら「これで白Tシャツ着たら、乳首の所に血が滲んで乳首の位置がまるわかりじゃないか!アッハハ――」と独り言と共に高笑いをしたわけなんです。

 

ここで問題が生じます。もしや見られてるんじゃないか?

 

僕に守護霊がいるなら確実に見られているはずです。乳首から流血している僕を守護霊はどんな思いで見ているのでしょうか?

 

「アホかこいつは!」

 

さすがに呆れ返っているかもしれません。もしくは守護霊として僕の乳首を守ることができなかったことを悔やんでいるかも。

 

乳首にバンドエイドをニップレスのごとく貼ってそんなことを思ってしまうのです。

 

どちらにしろ、おこがましいですが守護霊の心中お察し申し上げます。

 

とにかく誰もいない家に一人でいる状態というのは、見られていないという前提ですから、最も素の自分をさらけ出してしまっているという状態です。

 

これは僕だけじゃないと思いますが、人には決して見せられないものです。

 

僕は家でくしゃみをする時は、それはそれは豪快にしてしまいます。気にする必要ないですからね。

 

「ヘ、ヘ、ヘックショー――イイイ!!!」

 

「ヒ、ヒ、ヒョイッショーーーンッ!!!」

 

もはや、くしゃみというか奇天烈な叫びを発しながらくしゃみをします。

 

最近ではくしゃみをした後に「ファーーーー」と意味不明な言葉を発しています。

 

さらに最新型では語尾に「ファイヤーーーッ」と完全にファイヤーという意味のある言葉を付けたし、しかしながら結局トータルでは意味不明という領域に達しています。

 

さぞ守護霊もこの状況に心を痛めていると思い、通りがかりの浮遊霊にいたっては冷笑と憐みの視線を僕に向けていることでしょう。

 

怖いのがこれがほんの一例に過ぎないということです。

 

鼻歌では勝手に歌詞を変えたオリジナル・ソングを歌い、乗ってきたら踊りだし、エア・ギター、エア・ベースは当たり前、この前は見えない観客に向けて東京ドーム公演を発表させていただきました。

 

この際限なく続く奇行が見られているとしたら、恥辱にまみれて死んでしまいそうです。

 

もしかしたらこれまで起こった災難はこういった僕の行動に対するバチが当たったんじゃないかとも思えます。

 

数年前に何か急ぎの用で、自転車に乗って駅まで全速力で走っていたんです。その途中、頭の上に「バチ―ーーンッ!!」と何かが弾ける音と衝突した感触がありまして。

 

自転車を止めて、手で頭上を確認すると少し暖かくヌルっとして・・・手には白っぽいものが付いている・・・

 

「ハトのうんこ頭に直撃してんじゃねーーか!!!」

 

あまりの予想外の出来事に「ヌウォォォォーーー」とマジで声に出してしまい、そのまま自転車の向きを変え、頭にハトのうんこをトッピングしたまま鬼の形相で行きのスピードを上回る速さで家に帰ったことがあります。帰り道の記憶は曖昧ですが「あのハトぶっ殺す!!」と何度も口にしながら帰ったことだけは覚えています。

 

これも今思えば、僕の普段の行いに対するバチが当たったのでしょうか。

 

もうあんな思いは本当に二度としたくありません!

 

しかし今この記事を書いてる僕は、暑いのでパンツ一丁、パンツの脇からは片たまがポロリの状態で「たま毛が伸びてる、剃ろうかな~」などと思いながら、何度か屁をこいたりしています。

 

幽霊がいないことを切に願います。