【英会話】ネイティブキャンプの無料体験をしてみたよ
どうもネイティブ・ジャパニーズのサミュ・ⅬⅬ・ジャクソンです。
英語しゃべれますか?
僕は全くダメで、しゃべれるようになったらいいなとは常々思っています。
じゃあ、何かしてるかと言えばそうでもなく、勉強しては挫折の繰り返し。
世に腐るほどいる典型的なタイプです。
今や英会話に関する書籍はもちろん、サイト記事、ポッドキャスト、動画の数は溢れんばかり。
僕も色んなものに手を出しては結局続けられず、自分が悪いにも関わらず別の良い方法があるんじゃないかと、また別のものに手を付ける。これが延々とループするわけです。
最近じゃ、挫折に向かって英会話学習をするというライフワークのような気さえしています。
もう風物詩というかね、「そろそろ桜が満開だな」とか、「花粉の季節だね」とか、「バイキング小峠がまたドッキリにひっかかってるよ」とか、「英語挫折しちゃった えへへっ」、みたいな。
必ずやってくる恒例行事、なんなら挫折することで、「そうそうこれこれいつものね!」といういつも変わらぬ昔ながらの味を求めて薄汚れた定食屋に入るかのように感覚が麻痺しているのではないでしょうか?
ということで本題ですが、最近はオンライン英会話も流行ってるらしく、教室に通うよりもだいぶ安く学習できると人気があるらしですね。
そこで僕も性懲りもなくいっちょやってみるかっ!と思い立った次第です。
挫折への新たなルートを見つけたわけです。いや、英会話習得への道ですね。
実際にどんなもんかと本日やってみました。最初にまずやってみて、その後、講師を変えて2回、それぞれ25分でトータル50分の経験をお伝えしようと思います。
ちなみに先に断っておきますが、仮にこの記事から英会話学習の参考にしようとか、オンライン教室の良し悪しを判断しようとか思ってる方には、ご期待に添えないと思います。
前置きが長くなりましたが、まあ暇つぶしにでもやってみようかな~~ぐらいの気持ちでしたし、たかが2回しか受けてないので体験内容がとてつもなく薄いです。これがウーロンハイなら次の注文から「濃いめで!」と店員に言ってしまうでしょう。
ちなみに僕が選んだオンライン英会話はネイティブ・キャンプというところです。
選んだ理由としては7日間の無料体験が付いていたのと、24時間回数無制限で何回でも利用できるという点でした。さらに良かったのはスマホやタブレットでも利用可能というところです。スカイプに繋げたり、ヘッドセットを使う必要もありません。
用意されている教材もあるので、全くのフリーで話すのは避けたかった僕にはありがたかったですね。
とりあえず、自己紹介から始める初心者用教材を選び、ログインしている講師から適当に、、いや無意識でしょうか、、女性であまり年齢が高くなく可愛い感じで優しそうな人を選んでいたかもしれません。
緊張の初オンライン英会話
まずは一人目、お互いの自己紹介から始まります。
ここはマイ・ネーム・イズ~~と名前を言えばいいだけなので無事クリアです。次に今日はどうだった?的なことを聞かれたんで「ん~~まあ、疲れたけど今日は半休だったし、まだ良かったかな。」と言いたかったんですが、もちろんどう言えばいいのか皆目見当がつかないので「グッッドゥッ!」とだけ言い放ち、それ以外に言うことは一切ない!という渾身の一撃をお見舞いしてやりました。
しかし向こうも負けてはいません。さらに質問が続き、僕が音楽を聴くことが好きだと言ったら、まず
「どんなのが好きか?」
と聞いてきます。適当にいくつかのジャンルを答えると、次に
「例えば誰?」
と続きます。しかたなくまた答えると
「その人の好きな曲名いくつか教えて?」
ときます。どこまで食いつくんだよ!と思いながらも、仕方なく
「~~とか~~かな」
と言うと、
「どんな感じか少し歌ってみて!」
もうええわっ!!!
東京生まれ、東京育ちの僕でも突っ込みを入れたくなるようなやり取りにぐったりしながらも、ようやくテキストを使っての練習の始まりです。
「What's your name?」や「What do you do?」などの簡単な質問と答えをテキスト通りに講師に続いて2回繰り返し言葉に出して発声します。
その後、答えの部分を自分の言葉に置き換えるというやり取りをし、最後に何か質問があればということを聞かれ終了となります。
緊張しつつもなんとか25分を乗り切りました。ふ〜〜短いような長いような変な感覚だったなあ。
2回目も行ってみよーー
まあとりあえず、どういう感じで進むのかがわかったので、続けてもう一回やってみることに。
よく英会話を学ぶ時の心掛けとして楽しむというキーワードをよく目にします。
完璧を目指すのではなく、あくまでもコミュニケーションのツールとして捉え、そして楽しめと。
そこで、僕もそう思い話のネタになるようなことを作っておこうと考えました。
まず、自分のプロフィール欄があるのですが、そこに写真を載せられるわけです。
おそらくそのプロフィール写真は相手にも見えてるだろうと予測し、その写真に注目してもらい話のネタの一つにでもしようと思った次第です。
さてどうしたものか?自撮りの顔写真はパス。犬、猫、動物系は論外!
ということで明石家さんま扮するパーデンネンに無事決定です。白塗りの顔に大きな手のひらを模したかぶり物。最適なものを選ぶことができました。
異国の人が見れば、いったいこれは何だ?と疑問を抱くはず。もちろん僕はもう答えを用意してあります。
「He is my father. He is crazy guy!!!」
準備万端、早速2回目に突入です。
まずは自己紹介から。相手が名前を名乗り、こちらの名前を聞いてきます。
ここでもう一つ、ありきたりな名前もつまらないと思い、別の名前を名乗ることに。
とっさに思いつきました。源五郎丸!!
「マイ・ネーム・イ~ズ ゲンゴロウマル~~」
一瞬、相手の顔が強張るのを感じました。
「ゲ、、ゲン、、ゲンゴ、、、」
かなりの動揺がうかがえます。
僕はゆっくりと「ゲ ン ゴ ロー マ ル」ともう一度繰り返します。
「ゲ、ゲ、ゲンゴ、、、」
「いやだからゲ~ン ゴ ロ~~ウ マル!」
埒が明かないと思いスペルで伝えることに。「ジーイー~~」
僕がスペルを言うのに続いて相手も言葉に出して復唱していきます。
形勢は逆転し源五郎丸を相手に伝えるべくレッスン開始です。
しかしここで大変なミスをしてしまったことに僕は気付きました。源五郎丸という架空の名前を伝える作業にかなりの時間を費やしてしまっていることに。
なんとかスペルを一通り教えて、相手にも納得してもらえることができました。
その後、彼女はこういうことを言ってきました。
「で、何て呼べばいい??」
おわかりでしょうか?彼女はこう言いたいわけです。
「っざっけんじゃねーよ!いちいち源五郎丸とか長ったらしい、わけのわからない名前言ってらんねーーんだよ!さっさと別の名前出せよ!」と。
気持ちは痛いほどわかります。名乗った自分でさえ後悔し、ここまでの源五郎丸トークにかなり精神的ダメージを食らっていまいた。
ここはお互いの為、Win-Winの関係を築くべくこの言葉を贈りました。
「プリーズ・コール・ミー 田中!」
さすがに日本人の苗字トップ5に君臨するだけあって、一発でわかってもらえました。
ここまででかなり時間を使ってしまったので、あとは早足でテキストをこなしていきます。
こちらも2回目ということもあり、ソツなくこなして終了。そういえば、アイコンには一切触れられなかった。アイコンのパーデンネンも心なしか悲しみの表情に見えます。
で結局どうだった?
とりあえず初めてオンライン英会話をやってみての感想を書いてみようと思います。
真面目な事を言うと、本当の初心者がオンラインで英会話を一から学ぶのは難しいと思います。
もちろん絶対とは言いませんが、ある程度別の方法で英語を勉強して、あくまでもそのアウトプットの場所として利用するのが良いのではないでしょうか。
日本人講師ならまだしも、相手が日本語をほとんど話せない外国人の場合、疑問があった箇所をうまく伝えられない。もしくは伝えたとしても相手の説明をこちらが理解できないということが起きると思います。
やはり日本に住みながら英語を身につける場合、自己学習を地道にやるしかないかもですね。
オンライン英会話はその成果の確認とリアルな英会話に慣れる場所と捉えるべきでしょう。
以上、英語が出来ない説得力皆無な僕の経験談でした。